魚料理

アラキドン酸とダイエット

ダイエットをする際、脂肪と一緒に落としてしまいがちなのが、体内の栄養バランスです。
無理な食事制限を行ってしまうと、普段の生活ではなかなかフォローできず、思わぬリバウンドにも繋がりかねません。
そんな時、見逃せないのがアラキドン酸という存在です。
ダイエットとアラキドン酸、どのような関係があるかご紹介いたします。

・アラキドン酸で食事に健康をプラス
アラキドン酸は必須脂肪酸の一種で、年齢を重ねるうちに少しずつ体内から減っていく成分です。
肉や魚など、動物性たんぱく質を含む食品にまんべんなく含まれていますが、いろいろな食材から少しずつアラキドン酸を摂取するのが、栄養バランス的にもベストです。
セルフダイエットで極端に肉や魚を断ったり、食べやすいからといって魚ばかり食べるのはNG。
すべての食材には、それぞれ異なる栄養素の配分があり、アラキドン酸のように人間の生命維持になくてはならない成分も含まれています。
そのため、常にいろいろな食品を口にして、肉や魚も好き嫌いせず、バランスを意識した食事を心がけることが大切なのです。

・セルフダイエットは難しい
若い頃と同じように食事をしていると、お腹まわりの脂肪はもちろん、体全体にお肉がつきやすくなります。
体重や体脂肪の変化に気が付いて、その後健康診断を受けてようやく健康を意識したという方も少なくありません。
ただ、健康を意識したからといって自分でダイエットをするのは大変ですし、一度身に付いてしまった食生活を変えようとしても、なかなか難しいものがあります。
中高年期に入ってからでは簡単に食習慣を変えられません。若いうちから、毎日の食生活を意識して改善していく必要があるのです。

アラキドン酸は適度に摂取することでコレステロールを低下させたり、脳機能を維持して体を正常にコントロールするはたらきがあります。
ダイエットを続けるうえでは敵視されやすい動物性たんぱく質も、ほどほどに摂ることで健康を維持する効果があるのです。