魚料理

アラキドン酸の過剰摂取の心配は?

健康効果が期待されているアラキドン酸ですが、現代人である私たちは、何かとアラキドン酸を食べ物などから摂取しており、不足する心配はほとんどないとすらいわれています。
これは、現代人の食生活が肉類中心になり、肉が魚以上に手に入りやすくなった事にも関係しています。
では、アラキドン酸は食べ物以外から摂取してはいけないのでしょうか?

・アラキドン酸を過剰摂取してしまうと、どうなる?
アラキドン酸を過剰摂取してしまうと、アトピーやガン、アレルギーといった症状を引きこします。
どれも皮膚に関する病気の原因となるため、非常に怖い存在です。
しかし、一般的な食事の中で得るアラキドン酸の量では、こういった問題を引き起こす心配は少ないとされています。

・アラキドン酸を摂りすぎてしまう可能性
食べ物とサプリを組み合わせた場合は明らかにアラキドン酸の過剰摂取ということになり、何らかの健康問題へ繋がるおそれもあります。
サプリメントだけ大量摂取をすると、肝臓への負担が大きくなってしまいます。クセになるといよいよ過剰摂取に足を踏み入れてしまうため、サプリメントの使用はほどほどを心がけましょう。

万が一アラキドン酸をたくさん摂取してしまったら、それがクセにならないよう食習慣を見直してみましょう。
食べ物から過剰摂取したのか、食べ物とサプリメントを併用してしまったのか、あるいはサプリメントをたくさん一度に服用してしまったのかによっても意味は変わります。
食べ物から過剰摂取した場合、一緒に食べた肉や魚の脂肪によって、脂肪肝や肥満などを招く確率が高まります。

現代人の食事ではアラキドン酸は必要十分であり、過剰摂取は血中コレステロールの値を逆に高くする可能性や、動脈硬化などといった生活習慣病のリスクもアップさせてしまいます。
なので、アラキドン酸はあくまで食事で補うことを考え、よほど栄養素が偏った場合はサプリメントを使って、うまく使い分けていく必要がありそうです。

アラキドン酸のサプリメントなら、大人一人分の適量が一錠の中にぎゅっと配合されていますし、食材ごとのアラキドン酸の配合率を計算しなくてもOK。
時間がない時でも、健康維持の心強い味方になってくれますよ。