魚料理

肉料理でアラキドン酸を摂取

健康増進に効果があるとされるアラキドン酸は、肉類や魚介類、レバー、鶏卵などさまざまな食品に含まれています。
多価不飽和脂肪酸の一種なので、体内で溜まりにくく血液をサラサラにしてくれる効果も期待できるとされています。

・アラキドン酸を上手に摂取しよう
アラキドン酸は、現代人の食生活ではほとんど不足することはないといわれています。
なぜなら、現代人はありとあらゆる食材を口にするようになり、肉や魚も高級ではなくなったため。
肉や魚が好きな人は食事から直接アラキドン酸が摂れるので、ビタミンと違って欠乏症を起こす心配もほとんどありません。

・子どもの成長には肉料理がおすすめ
牛や豚など一般的な動物のお肉には、アラキドン酸などの脂肪酸が豊富に含まれています。
魚と違い多少日持ちすること、風味や食感などを含め食べやすいことから、アラキドン酸はお肉から摂るのがおすすめ。
特に育ちざかりのお子さんは魚よりもお肉の方が好きという子も多いです。
子どもの健康を第一に考え、あまりお肉は食べさせたくないという親御さんもいるようですが、成長に必要な脂肪酸をしっかり体内に取り込んでいくことも大切。
ソテーや焼肉など、手軽に作れる肉料理は子どもたちに喜ばれるメニューです。
特にアラキドン酸を多く含む、皮付き鶏モモ肉や豚モモ肉などを選ぶとよいでしょう。
脂質が気になる場合は、一度茹でて油をしっかり落とすか、ブロック煮など甘辛く煮込んで余分な脂を抜くのがオススメです。
その他にも鶏・豚・牛レバーなどにアラキドン酸が多く含まれているため、クセをなくしたトマト煮込みや、卵と合わせて甘辛く炒めてみてはいかがでしょうか。

アラキドン酸の摂取は、ビタミンやミネラルと違い難しくはありません。
毎日の食事の中でメインディッシュに肉や魚をプラスするだけで、手軽に一日の必要量を摂ることができます。
特にお子さんは体を大人に成長させるために、たくさんの栄養素を必要としています。
アラキドン酸は大好きなお肉料理から、それ以外の栄養素は野菜や果物などから摂らせてあげましょう。
もちろん肉だけ、魚だけと一方に偏るのは良くありませんから、バランス良く配分するのがポイントです。