魚料理

缶詰の魚にも多いアラキドン酸

アラキドン酸は脳機能を改善してくれる成分で、人間を含め多くの動物にとって欠かせない栄養素です。
肉や魚などに豊富に含まれているので、ふだんから意識して食事を摂ることで、アラキドン酸不足を解消することができます。

・魚の缶詰とアラキドン酸
アラキドン酸を手軽に摂取できる食品としては、サバなどの良質な青魚の缶詰がおすすめ。
調理の手間がなく、味付けもされていますし、使いきり(食べきり)タイプなので食事にも気軽に取り入れることができます。
缶詰は良質な栄養成分とうま味がぎっしりと凝縮されているので、封を開けてそのまま栄養素が摂取できる、たいへんすぐれたアイテムなのです。

・缶詰で手軽に魚を食べる
現代人、特に若い人は魚より肉を好む傾向にあり、魚を食べる場合は刺身や焼き魚などが主流となっています。
若い人に限らず、肉類中心の食生活に切り替わりつつある現代人は、わざわざ魚の缶詰を買って食べる方は、実はそれほど多くはありません。
また、食が細いご高齢の方にも、アラキドン酸不足が懸念されています。
災害発生時には、缶詰は保存食としてはもちろん、栄養不足をその場で手軽に補うアイテムとして活躍してくれます。
栄養が偏りやすい一人暮らしや、他のサプリメントを多用している方にも、缶詰が力になってくれることでしょう。
食べやすいサバ缶やまぐろ缶はもちろん、かつお缶やいわし缶などどの魚の身にも、100mg~300mg程度のアラキドン酸が含まれています。
一缶食べれば、一日分のアラキドン酸を丸ごと摂ったことになりますから、サプリメントを飲む必要もありません。

肉や魚は調理の手間がかかりますし、食材が手に入らない問題もあります。
調理の手間がかからず、外出先にも持っていける缶詰は大変重宝したいアイテム。
魚の缶詰にはアラキドン酸、ドコサヘキサエン酸、エイコタペンタエン酸など豊富な栄養成分が含まれ、ミネラルやアミノ酸も豊富。
栄養不足を手軽に補いたい時の心強い味方です。